やさしい香り
ここ数日、お店の開店前に実家の畑で栽培しているバジルを収穫にいきます。畑と書くと響きはいいですが、家庭菜園レベルのかわいい花壇なのですが、初めての栽培なのでとりあえず育っているといった感じの状態です。
とにかく虫食いがヒドイ!! バッタ、アリ、芋虫・・・夏から秋にかけて見かける昆虫たちにとって、バジルはちょっとしたご馳走みたいで、その結果ソースに使える葉は笑ってしまうほどかわゆい量なのですが、それからぼくは秘密の場所へ・・・
そこには、生き生きしたバジルが畑一面ひろがっています。この畑は以前お世話になっていた職場のオーナーが、栽培されている大変貴重なバジルで、いつも少しずつわけてもらっています。
最初はなかなかうまく育たなかったみたいですが、ここ数年の状態は専門業者より良いものを作られているのではないかと収穫の度に思っています。
とにかく、葉が大きく香りがしっかりあり、無農薬でありながら虫食いがほとんどありません。本当に栄養のある土で栽培した野菜には虫がつかないと聞きますが、全くその状態でソースに加工するときも手間がちがいます。
そのバジルを持ち帰ると、8坪の小さな店はとてもやさしい香りに包まれます。