パスタのゆで方 【ご家庭編】
お店でお客様がよく言われるのは「水も塩もパスタも目分量でやってしまう」という声ですね。ポイントはご飯を炊くときにお米と水を量るのと一緒で「パスタと水と塩の分量の関係」をつかむ事だと思います。
まずは、パスタのゆで方について紹介したいと思います。
「たっぷりのお湯をわかす」
なぜたっぷりの湯が必要なのかというと、鍋の中で湯を対流させパスタをさらっとゆであげるためです。
ならば、どの程度がたっぷりなのか・・・
「水2㍑を沸騰させ塩20gが基本」
これはパスタが一人分(80~100g)の分量です。パスタの量でお湯と塩の分量も調整が必要です。
ご家庭でパスタを作るときは2~4人分の方が多いと思います。目安としては
パスタ200~300gのときは「水3㍑に塩30g」
パスタ300~400gのときは「水4㍑に塩40g」
を基準にして下さい。
「なぜ塩をいれるのか」
これが大切なポイントです。
せっかく美味しいパスタとソースがあってもこの「塩」があるとないとではまったくちがいます。
塩はパスタを引き締め、ソースとのからみもよくし美味しさを引きたたせてくれます。
あとはゆで加減ですが「アルデンテ(歯ごたえのある)」にゆでるといいますが、これはこのみだと思います。食べる方々のお好みで美味しいゆで加減をみつけて下さい。
また毎回きっちり分量をはかる必要はないですので何度か作って感覚をつかんでいただけたらよいでしょう。