モデナ
インターネットでモデナを検索すると「360モデナ」というフェラーリがでてきます。
エミリア=ロマーニァ州にモデナ県があるのですが、やっぱりフェラーリ本社があるマラネロが有名です。
いくつになってもフェラーリを見るとドキドキするのですが、欲しいと思うよりは、「何でこんな車がという特別な・・夢のような」って感じの不思議な感覚です。この世界中のヒトが、夢に思う車を生み出すモデナには何百年も前から作っている「この地でしか作れない食材」があります。
まず、アチュート・バルサミコです。モデナ地方で数百年前から、貴族の間でのみ産出された伝統あるブドウ液熟成酢です。長い歴史の中で、一般的に知られるようになったのは、ここ20年程で「幻の酢」「酢の王様」とか言われてます。もうひとつがパルミジャーノ・レジャーノです。最近では近くのスーパーでもパルミジャーノ・レジャーノのブロックが販売されるようになり、それだけこのチーズの需要が増えてきたんだなと思います。このチーズはエミリア=ロマーニャ州の指定された区域でしか生産することが許されない特別なもので、最低2年の熟成が義務ずけられていて、その間チーズを担保に銀行からお金が借りれるほどの価値がある食材です。
モデナでは、何百年も前から守られてきた食文化があり、フェラーリのような車が生まれることにいつも憧れます。なによりパルミジャーノ・レジャーノの美味しさには毎日感動ものです。
ちなみに「360モデナ」というフェラーリは奥山清行氏という日本人のデザインです。スゴッ!!